おのちゅうこう
明治41年〜平成2年(1908〜1990)
白沢町振興局 白沢焼きおのちゅうこう詩
沼田ー日光線
国道120号 椎坂峠
望郷の詩人
おのちゅうこう文学碑
椎坂峠からの子持山・沼田市
おの ちゅうこう 本名 小野忠孝
詩人。児童文学者。明治41年白沢町高平で生まれる。父貢母こま。6歳の夏、
母こまが34歳で死去。秋、伯母の家に引き取られる。沼田中学(沼田高校)に
入学、文学に熱中する。19歳の時、群馬師範(群馬大学)に進み、川場小学校に
赴任。24歳の時、河井酔茗に師事し、27歳で上京。大森、本郷の高等小学校に
勤めながら次々と詩集を出版。33歳で退職し、作家活動に専念。
昭和17年発表の「氏神さま」が文部省推薦に。昭和40年「風は思い出をささ
やいた」で野間児童文芸奨励賞。昭和54年児童文化功労者表彰。昭和56年
「かぜにゆれる雑草」で日本児童文芸家協会賞。
平成2年82歳で没す。